Win−Win−Winの関係を築き、
関わるすべての人々を幸せに。
飯塚悟 Satoru Iizuka
営業部 ゼネラルマネジャー
2010年3月中途入社
【Profile】
関東職業能力開発大学校卒業。
人材派遣会社で8年間営業を経験後、フレックスへ転職。
タウンワークなどを扱う営業経験を経て、入社4年後にはマネジャーに就任。
2020年10月より現職にて、営業部全体の方針・戦略立案や体制構築を担う。
―近年、世の中の働き方が大きく変化しているようですね。
はい。働き方改革をきっかけに、テレワークや副業・兼業、スポットワークなど様々な働き方が登場し、多くの企業で導入されるようになってきました。採用市場も、採用した人材に職務を割り当てる“メンバーシップ型雇用”から、職務に必要なスキル・経験をあらかじめ保有する人材を採用する“ジョブ型雇用”へと移行を見せています。
―採用市場も変化したんですね。フレックスの事業にも影響はあったのでしょうか。
私たちの事業も、求職者が多様な働き方の中から自分にあった仕事を選べるように、職務・業務内容を基軸にした求人広告を世の中に出すように変化しました。たくさんの働き方や求人広告が出ていることで、企業と求職者がマッチングする機会が増えていきます。それは、フレックスのビジョンである “経営パートナーとして、地域企業の採用成功を支援すること” につながると思っています。
―具体的にはどんなことを行ったのでしょうか。
それは2019年にIndeedの取り扱いをスタートしたことです。
それまでは、求人募集を広告に“掲載することに費用”をいただく「掲載枠型」の広告を取り扱っていました。
一方でIndeedは、“掲載することは無料”、求職者がアクションして初めて費用が発生するといった「運用型」の広告。
「掲載枠型」の広告は、サイトの主利用者を、正社員向けやアルバイト向けといった雇用形態で分けられていることが多く、そのためお客様から「正社員が募集したい」と言われたらこの商品を案内する…「アルバイト・パートを募集したい」と言われたらあの商品を案内する…といった、“商品”を前提にした営業活動でした。
“商品を売ること”で売上数字をつくることはもちろん大切なことですが、私たちが本来目指しているのは、“お客様の採用成功”。それにもかかわらず、”商品を売る“という行動が先行してしまい、目的と手段が入れ替わってしまっていました。
―目的と手段が入れ替わってしまっていたのですね。そこから、再び経営パートナーという存在になるために動き出すきっかけがあったとか。
はい。今の主流商品である採用管理サービス(Airワーク 採用管理)、そして求人配信プラットフォーム(IndeedPLUS)がリリースされたことによる変化です。これを機会に私たちはより効率的にお客様と求職者のマッチングを実現することが可能になりました。また、それだけでなく、私たちの中長期的な介在がより必要に。本来の経営パートナーとして、“お客様の採用成功に向けた介在“について考えさせられるきっかけになりました。
―改めて目的に戻ったんですね。その時、社内の体制にも変化はあったのでしょうか。
より多くの仕事に出会う機会を作る、つまりより多くのお客様と接触するために “分業・協業”できる体制づくりに力を入れました。一人ひとりが知識やスキルをつけることももちろん大切ですが、互いが仲間のために力を尽くし、チームで目的に向かう。そうすることでもっと強い組織になります。
その中でも大きな変化といえば、アルバイト・パートスタッフの増員ですね。社員の仕事を細分化し、任せられることをお願いする。チームとしての総力もあがりましたし、雇用形態にこだわらず採用成功する姿をお客様に身をもって説明できる。いいことばかりです。私が現職についたころ、アルバイト・パートスタッフは10人にも満たなかったのが、今では50人ほど活躍してくれているんですよ。
―フレックスで働く人も増え、組織として強くなったんですね。ではここからの未来に向けて考えていることはありますか。
主流が採用管理サービスというツール一つに変わったことで、シンプルに求人を出せることができるようになりました。その分私たちはお客様の課題に対してより深く介在し、問題の本質を捉えて改善に向けてサポートしていく必要があります。そのために、私たちは分業・協業体制を進化させ、一人ひとりがそれぞれの立場や役割で商品の“提案内容”や“サポート内容”を強化していくことです。自分に合った仕事を見つけたい求職者、求職者に選ばれることで人を雇用できるお客様、そしてお客様に選ばれることで事業成長していくフレックス。採用を成功させ、みんながWin-Win-Winの関係を築けるような仕事をすることが目標です。
―その未来の実現のために、どんな仲間と働きたいですか。
変化に、仕事に、お客様とのつながりに興味を持ち、何事も面白がって考えてくれる人がいいですね。
今の世の中は、良くも悪くもわかりやすい仕組み。サービスには対価としてお金を支払います。これは当然だと思うかもしれないですが、私たちが行っている提案も同じこと。プロセスをきちんと言語化し、フレックスだからお取引していただける。それが結果として、お客様の採用成功につながるはず。だからこそ、相手に、仕事に興味を持って、面白がるスタンスは欠かせません。もちろん私自身も、その背中をメンバーに見せていきたいですね。