営業の仕事も
マネジャーの仕事も、
相互理解から始まる。

河野忠裕 Tadahiro Kawano

営業部 営業推進 水戸 マネジャー
2008年6月中途入社

【Profile】
法政大学卒業。
アパレルメーカー、広告代理店を経て入社。
水戸営業所RS営業グループに配属となり、2年半後にリーダー、その2年後にマネジャーに昇格。
2016年4月に新潟へ異動し、営業所立ち上げに尽力した。
高崎本社での営業統括業務を経て、2018年4月からは水戸営業所へ帰任しメンバーと共に顧客の採用支援に奔走する毎日。


―河野さんは2008年の入社以来、茨城、新潟、群馬の各県で企業の採用課題解決に取り組んできましたね。ここ数年、仕事を取り巻く環境に変化はありましたか?

大きな変化が2つあります。1つは、求人倍率の上昇によって、求人メディアに広告を載せれば人が採用できる時代ではなくなってきていること。昨今の採用市場では、求職者が大きい会社ばかりに目が向くようになり、魅力ある中小企業が埋もれてしまっているように感じます。もう1つは、お客様自身もWebやSNSなどからさまざまな情報を収集できるようになり、採用に関する知識が豊富になったことです。以前より求人メディアも増えていますし、競合他社との競争も年々激しくなっています。

―地元中小企業にとっては採用が厳しく、こちらから提案する内容も難しくなってきているわけですね。そんな時代にあって、フレックスがやるべきことはどんなことだと思いますか?

そうですね。やはり、「お客様の状況を正しく理解して、適切な提案をする」ということに尽きるのではないでしょうか。これは、「今が厳しいから」という理由ではなく、フレックスが30年の歴史で培った信念です。競合間の競争が激しいと営業は値引きで勝負したくなりますが、価格競争では市場が荒れてしまい、お客様にも自分たちにも良い環境にはなりません。目の前の価格ではなく、「長い目でフレックスとつきあいたい」とお客様に思っていただける行動を熟慮し、相互理解のもとに提案していくことが必要と考えています。

―そういった提案をする営業のやりがいとは何なのでしょう?

企業の採用活動に携わる私たちの仕事は、企業の「未来の姿」をお客様と共に創り出す仕事です。企業には、目指す未来の姿に応じて必要な人材のイメージがあり、その人材の採用成功に向けたサポートをするのがフレックスだからです。企業が集まれば社会になりますから、「フレックスは社会の未来を創り出す仕事をしている」と言っても過言ではないかもしれませんね。この仕事で果たせる社会的役割はとても大きく、やりがいや魅力も大きい仕事です。

―河野さんはマネジャーとして、メンバーのマネジメントをする役割も担っていますが、メンバーとはどんな関係を目指していますか?

私の役割は、メンバーが動きやすいようにサポートすることだと考えています。営業所の戦略や仕事の進め方を伝えるときには、メンバーと話し合い、みんなが納得して行動できる状況までもっていくことが大事です。私はメンバーの力を信じているし、トップダウンのマネジメントでは現場から声が出にくくなる危険があって、「未来の自分たちのためにならない」と思うからです。考えてみれば、お客様と向き合うときの“相互理解”や“長い目で見たフォロー”という姿勢は、メンバーとの関係にも共通するのかもしれませんね。これからも、相互理解を大切にして、メンバーと共に未来を創る仕事をしていきたいと思っています。